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cTraderのcAlgo開発環境には、プログラムのデバッグを支援するツールが組み込まれています。
1. ブレークポイントの設定
- デバッグセッションを開始する前に、ブレークポイント(プログラムの一時停止ポイント)を設定します。これはコード内の特定の行に対して行います。ブレークポイントを設定するには、コードの行番号にカーソルを移動し、F9キーを押すか、行の左側にクリックします。これにより、プログラムの実行がそのポイントで一時停止します。
2. デバッグセッションの開始
- ブレークポイントを設定したら、cAlgo IDEの上部メニューバーにある「デバッグ」または「デバッグ開始」オプションを選択します。プログラムのデバッグセッションが開始されます。
3. デバッグツールの使用
- デバッグセッションが開始されたら、デバッグツールを使用してプログラムをステップ実行できます。代表的なデバッグツールには以下のものがあります:
- ステップ イントゥ: コードの次の行に移動します。関数内部に入ると、その関数の内部に進みます。
- ステップ オーバー: 現在の関数の実行を一つのステップで終了し、次の行に移動します。
- ステップ アウト: 現在の関数の実行を終了し、呼び出し元の関数に戻ります。
4. 変数の監視
- デバッグセッション中に変数の値を監視することができます。変数ウィンドウから現在の変数の値を表示し、変数の変化をトラッキングできます。
5. ウォッチリスト
- ウォッチリストを使用して、特定の変数や式を監視し、リアルタイムで値を確認できます。
6. エラーの特定
- デバッグモードを使用して、コード内のエラーや不具合を特定し、修正できます。エラーメッセージやスタックトレースを表示することができます。
7. デバッグの終了
- プログラムのデバッグが完了したら、デバッグセッションを終了し、プログラムを通常通り実行できます。
1. プログラミング言語
- MT4: MT4のカスタムインジケーターやExpert Advisor(EA)はMQL4言語を使用して開発されます。
2. デバッグツール
- MT4: MT4には統合されたデバッグツールは存在しません。デバッグは通常、プリントステートメントを使用して変数の値をコンソールに出力し、コードの動作をトラッキングします。
3. 外部デバッグ支援
- MT4: MT4の標準的なバージョンでは外部デバッグツールの接続が難しい場合があります。一部のバリエーションやカスタムプラグインを使用すれば、外部デバッグが可能な場合もあります。
1. プログラミング言語
- cTrader: cTraderのカスタムインジケーターやcBotはC#プログラミング言語を使用して開発されます。
2. デバッグツール
- cTrader: cTraderのcAlgo開発環境には統合されたデバッグツールが含まれています。ブレークポイントを設定し、ステップ実行などのデバッグ操作が可能です。
3. 外部デバッグ支援
- cTrader: cTraderのcAlgoでは外部デバッグツールを使用することは難しいですが、統合されたデバッグツールを活用してコードのデバッグを行います。